【文芸みぃはぁ概要】
2019年11月22日 リーダーMitsukiが設立。京都市左京区を中心として、主に京都で活動を行っている。
主な活動は毎週平日の21:00ごろからLINEやZOOM、Google Meetなどのオンラインにて。読書会や執筆会のほかにボードゲームを使って、『楽しく、文章、物語、小説をうまくなっていこう』という気持ちのもと、何かしらを読み、書き、話し続けている。
今回はリーダーであるMitsukiに文芸みぃはぁについてインタビューを行った。
1.文芸みぃはぁという名前の意味、由来。
3つあります。
まず1つ、自分はミーハーであるという思いからです。文章や物語を学んでいて、どこまでがアマチュアで、どこからがプロなんだろうと思ったことがあって、いつまでも謙虚な姿勢と探求心と努力を忘れないようにと願いをこめてミーハーを名前に入れました。
2つめは、かわいい名前がいいなぁと思っていたからです。ほら、文芸とか文学とか小説とかってどうしても硬いイメージというか、勉強って感じするじゃないですか? そういった面を少しでも軽くできたらいいなぁと思いまして、この名前にしました。
最後は、2つめとも近いんですけど、音感と見た目ですね。もともと大学一二回生のころからメンバーは不定でしたが、個人でやっていた文芸チームはずっとあったんです。その当時の名前が『読書会』という味気ないものでした。その次に『読書会NEO』になったんですけど正直、ダサいですよね。
さてそろそろ大学の外でイベントとかやりたいし、ちゃんと名前を考えなきゃなって思ったときに試行錯誤した結果、漢字とひらがながいいなぁと、文学よりは文芸のほうがいいなぁと、あれよこれよと決まっていって、一つ目の理由をたして『文芸みぃはぁ』となりました。最初は文を楽しむと書いての文楽みぃはぁとかも案にあったんですけど、人形浄瑠璃に同じ名称があったのでやめました笑。
2.どんなメンバーがいる?
本当にいろいろですね。うれしいことに少しずつではありますが、興味を持ってくれる人が増えて、大学の知り合い以外にも文学仲間ができてきて、そこからメンバーになってくれる人もおかげさまで増えました。もちろんメンバーではなくても、たまに参加してくれるいわゆる常連もいて、本当にうれしいです。
メンバーの好きなものは本当バラバラです。ミステリー好きもいれば純文学好きもエンタメ小説好きもいますし、脚本をやっている人もいれば、俳句や短歌が得意な人もいます。それぞれのジャンルがかぶっていても、ひとりひとりしっかり自分なりのやりかたやこだわりを持っていてそれを面白がっているというのがメンバーの共通部分ですね。意見の相違もあるんですけど、どうして相違したのかという部分まで、話し合って互いに落ち度を見つけて謝りあって相手のいいところも吸収する、そんなふうに建設的な空間になっていると思います。
3.今までしてきた活動と、これからしていきたい活動は?
読んで書いて話すをいろんな形でやってきました。はじめは元の名前からも察すると思うんですが、読書会からですね。参考にした尊敬する先輩や先生がたのフォーマットをまねしつつ、こういうところをかえたらもっとやりやすくなるんじゃないかって思いついたらその都度かえていく感じでどんどん発展していきました。
あとは執筆会ですね。小説という媒体をメタ的に見て、問題点や難しいことを挙げてあえて挑戦したり、メンバーが今まさに直面している悩みや、課題に感じていることなどをテーマに掲げて書いています。
話すのは、ボードゲームを使っています。何気に一番盛り上がりますね。やっぱり勉強感が薄れるからでしょうか。カードを引いてそこに書かれている単語を使わずに表現する『文SHOW』や積読解消イベント『積読の輝きをとりもどせ』絵を見て、そこから想像する大喜利的なワークショップ『おはなしづくりワークショップ』なんかを、いろいろ試行錯誤しながら行っています。
上手くなるための資料や、実際に使われている技術なんかも共有していますので、ぜひ興味が出た方は遊び感覚でいらしてください!
(詳しくはGAMESページに書いてます)
これからしていきたい活動は、オフラインでのイベントですね。今のところ、参加してくださる人って文学を書く人が8割、残り2割が読専っていう感じなんです。文学や物語、文章の面白さをある程度知っている人は興味を持ってくれるんですけど、苦手意識がある人やあまり読まないっていう人に全然伝わってないんです。そういう人に伝わるような、例えば鴨川とか、そうでなくてもお店やイベントスペースなんかの会場を借りてイベントをして、どんどん知名度を上げて、本当の意味での外部の人も取り入れていきたいですね。
あとは何回かやってはいるんですが、作者を読んでの読書会とインタビュー。やっぱりプロのかたと交流するといい刺激になるので。作家さんだけでなく、同じように何かしら文学関係で活動している人や、お店なんかともつながりたいですね。
あとこれ、完全な趣味なんですけど、音楽と絡めたイベントもやりたいです。音楽と文学って昔から密接な関係にありますし、親和性も高い。知り合いに音楽をやっている人も多くいますし、何より文学だとちょっと……って人も音楽だったら遊びに行こうかなってなる人多いと思うんです。
実は一条寺音楽祭みたいな感じで、文芸フェスするのが今の一番遠い夢の一つです。
他にもラジオ、諸事情あって途中で断念してしまいましたがYouTube、句会や歌会、雑誌作りや展示会、販売会、やりたいことは本当あげたらきりがないので、めどが立ち次第、皆様に発信します。期待していてください。
4.もし叶うとしたら、どういった人とコラボしたい?
メンバーそれぞれ違うと思うので、自分のだけしか答えられないのですしが、京都在住の作家さんでいえば大前粟生さんや藤野可織さん、一度コラボさせていただきましたが池田久輝さんや近藤雄生さんとも何度でもしたいです。
あとはもちろん、今まで書いたことがないって人とイベントがやりたいですね。もちろん文章が特別うまいってわけではないかもしれないんですが、文章ってただきれいとか美しいのが素晴らしいわけではなくて、洗練されていないことによるきれいとか美しいってあると思うんです。そういった文章に多く触れる機会はめちゃくちゃほしいです。
5.最後に読んでくれた人に言葉を
私たちは確かにたくさんの本を読み、書いて、考えて、話してきました。しかしまだプロではありません。ただのプロを目指す、本好きたちの集まりです。あまり書かないかたと差異はありません。むしろ、皆様のほうが素晴らしい文章を書く可能性が十分にあります。ぜひ遊び感覚でその手腕をふるいに来てください。
文芸みぃはぁメンバー一同お待ちしてます‼︎
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