参加人数 4人
21:00~23:00
目次
・感想
・好きなエッセイ、選んだ理由
・メンバーが好きなもの、可愛いと感じるもの
・次回予告
感想
・読みやすかった。個人的に好きな本だった。全部つながっているわけではないので、あまり考えずに読めるのが好印象。かわいいはあんまり触れてこなかったけれど作者の着眼点によって、触れてこなかったにもかかわらず可愛いと感じられたのが不思議だった。
・個人的にはあまりひっかからなかった。けれど、一個一個情報を調べているのはすごいと感じた。
・共感はしなかったが、つまらなくはなかった。人から好きなものの話をされても、つまらなければ反応できないが、これにはそれがなく、作者の一瞬脱線するエピソードトークはおもしろかった。作者の着眼点に共感は出来なくても、雑学本としても楽しめた。
・感覚描写が素晴らしく、読んでいて、分かる! という共感や、言われてみればとなる人はいても、そうか? となる人があまりいないように書かれているのが凄いと思った。
好きな短編
・シャーペン
シャーペンでシャーペンの芯を書くことと、最も弱々しい文房具、誰でもうまくかける。静かに出番を待っているなど、分かる、となるものが多かった。
・絵かきうた
幼少期にドラえもんくらいしか絵かきうたを経験してこなかったが、文章で読む絵かき歌の歌詞が面白く感じ、印象に残った。「6月6日」のフレーズがたくさんの絵かきうたで使われていることを初めて知った。いまだにドラえもんのテレビエンディングでやっているということを知って驚き。
・白玉団子
しらたまがしろたまだったらかわいくないというのに共感。長年にわたる違和感に納得。耳たぶほどの柔らかさ、の部分で思わず耳たぶを触ってしまい、読んでいる人の体を動かすという読書体験が面白かった。
・コンペイトウ
個人的にコンペイトウが好きだから。あの形が絵本などで描かれる星のイメージと重なって振ってくるというイメージになったのではないか。
・メロンパン
パン屋に入ると買う買わない関係なく、確認してしまうパンというものに共感した。実はメロンの格子状はかさぶたという雑学も意外だった。
・タイ焼き
タイ焼きの可愛さの裏には苦労があったことが、その存在の可愛さとのギャップで面白く感じた。どこから食べるで頭から食べると答えると酷いと言われるという、少しさみしい痛みが同じように描かれているのが嬉しかった・。
自分の思う可愛いor美しいor好き
ポニーテール
学校の校則でポニーテールが量産されていて、みんな同じに見えていた。
吹奏楽部が演奏時に結ぶくらいだった。
紙をまとめているのにもかかわらず、強制されてやっている感じが、学生という感じがして可愛いというイメージにつながるのではないか。
石集めるのが好きだった
幼少期、よく綺麗な石を集めていた。休みの日に川原で探したり、石をほるおもちゃを削ったりして、見つけたものをホームセンターの小物入れに収集していた。
(メンバーの中にはほるおもちゃを正規の方法ではなく、水に溶かしたり、高いところから落としたりして遊んでいた人も)
地元のショッピングモールに石専門店があって、そこを通るたびに目を奪われていた。
UFOキャッチャーの下にある偽物の宝石や、川原に球に落ちている水色のビンのかけらなんかではなく、光に当てると一部分が輝く石を探すのが好きだった。
ショッピングモール
吹き抜けにとても惹かれる。中庭はあって越したことはない。キャナルシティ博多が好き。高いところからも低いところからも見るのが好き。遊園地よりもテンションが上がる。けれどショッピングが好きなわけではなく、むしろ苦手なのが個人的にも不思議。
次回予告
日程:8月19日(水) 21:00~
開催場所:Zoom(IDなどは参加連絡を頂ければ、そちらに送らせていただきます)
連絡先:kokinovelpoemtimez@gmail.com
文芸チーム「SUMMON OF SALMON」さんとのコラボ!
チームメンバーである春之之(はるのゆき)@OfSummonとタイダメル@tairanaluさんの作品の読書会とインタビューを行います!
扱わせていただく作品はこちら!
主人公の若林は探偵に憧れて『家村探偵事務所』に就職したが、その町は駄菓子ばかり食べているうさんくさい雇い主の探偵家村や、無駄に色っぽい八百屋の生瀬さんや魚の目が見れない魚屋の勝雄さん、明らかに極道ものにしか見えない駄菓子屋の三村屋さんなど、個性的なものばかりで、彼の憧れる探偵らしい事件解決の日々が訪れることはない。
そんな若林が今おっている事件は、町中から猫が行方不明になっていると言うものだった。調査の中で、なぜか猫が寄ってくる不思議な少女森崎メアリと出会う。
同時に、家村探偵事務所には猫に襲われたと言う包帯だらけの男が現れる。
猫に好かれる少女、猫に襲われた男、そして町からいなくなった猫。
その謎を追いかけ、愉快な人間たちと町を生きていくミステリーコメディ――。
サイトから引用
ホムンクルスの少女、ミライは自分を作った錬金術師のレンのことが好きである。
レンは、君のそれは恋ではなく親に対する親愛だよと言って、ミライの気持ちを受け取らない。
初めて行った町で、ミライは「ホムンクルスを作るのは大罪である」ということを知る。
サイトから引用
どちらの作品も読み始めてすぐ物語に引き込まれ、先が気になってしょうがなくなり、気づけば最後まで読み終わってしまいます。
考察や感想の前に、再考の二文字が浮かび上がるような、そんなエンタメ作品です!
ぜひ多くの皆様の参加をお待ちしております!
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